2006年05月15日

脳神経外科不足らしいよ

今朝の新聞を読んでちょっと不安だ。

毎日新聞の一面に”脳神経外科も不足”という見出しがあった。

「脳神経外科も」の”も”というのは産婦人科医も減少傾向なので”も”というのがついたのだろうか?。

それにしても、脳外科医が少なくなると困りますね。

なぜ脳神経外科に人(先生)がいかないのだろうか?
他のニュースサイトで調べてみた。

−−−−−−−−−−−−−−−−
脳神経外科志望2割減 23大学で入局者ゼロ
http://www.sankei.co.jp/news/060515/sha033.htm
SANKEIWEBより

SANKEIWEB記事によれば、今年、脳神経外科に入局した医師が2割減との事。
志望が減った理由については調査できていないが、学会は「初期臨床研修に脳神経外科が入っていないことに加え、二年間の初期研修中にきついといわれる診療科への意欲が失われている可能性がある」と危機感を抱いている。
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ちょと驚いた。
医師養成機関の23大学で入局者ゼロだってよ〜。

世間では脳の活性化が流行っているが、医療機関での”脳”は人気無いんだね。

今年だけの特異年であってほしい。

もし、このまま脳外科医が減ってしまえば、脳腫瘍の治療、手術するのに地元の病院では手が出せなくなる日もくるのだろうか。

最悪、脳血管障害で倒れた場合、「こちらの病院では受け入れは無理です」とたらい回しにされる事になるのでしょうか?。

数十年後の脳外科病棟での会話では、「もう3年早ければ脳外科医が居たので手術ができたのに・・・残念です」などとあり得ない話がまかり通るのであろうか?。
posted by おじゃ at 12:59 | Comment(14) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
脳外科医不足、もうこうなったら手術ロボットを開発するほうが良いかも・・・。
Posted by maotm1999 at 2006年05月15日 15:58
昨今、楽をして儲けるのが良しとされる風潮。
自ら苦難に立ち向かい、克服する快感を味わおうというのはダサいのかも。
ホリエモンの功罪は大きい。
そのうち脳だけじゃなく、医師そのものがダサい職業になるかもしれませんね。
Posted by フランソワ at 2006年05月15日 16:50
まおっちへ。

ロボットが手術するの?。

なんか漫画で読んだ記憶がよみがえってきたよ。

ある外科医が今まで経験経験したすべての知識をコンピューターにインプットしてそのロボットで医師自身を手術するって話。

その後成功したのか失敗したのかは覚えていないけど・・・。

早くスタートレックみたいな治療が出来るようになるといいんだけどね。
Posted by おじゃ at 2006年05月16日 00:38
ふらんそわさんへ。

たしかに・・・。
ホリエモン商法の末路は悲惨でしたよね。

人生、甘い話には何かある!。

これから脳外科医と産婦人科医になった先生方には国から勲章を与えましょう。
特典として、保険点数の割り増しOK、税金の減免、医療裁判費用の国負担等々、国を挙げて応援すれば少しは増えるんじゃないのかな〜。

Posted by おじゃ at 2006年05月16日 00:55
おじゃさんの言うとおり!!
国もわかってるなら対策考えてくれたらいいのにねぇ〜。
私(プロラクチノーマ)にとってこの2科はかなりお世話になるところなだけに心配です。
Posted by みのん at 2006年05月16日 19:27
国の対策って遅いしショボいし、役に立たないし・・・。

アメリカに数千億円出せる金があるのならもっと内政に使って欲しい。

医療ってさ、国民の生命を守るもんでしょ?。

「格差は悪いものではない!」とのさばるライオン総理では(医療界の)明るい未来はないだろうね。

Posted by おじゃ at 2006年05月16日 20:31
こんばんは。産婦人科と脳外科のなりて
が少ないとのニュースに不安を
覚えました。

最近特にここ4、5年で急激に
ホームレスが増えたし、ぎすぎすした
社会になった気がする。

無ダな公共事業なんてやってないで
社会的弱者になった人に税金を仕えるように
してほしいです。

格差社会で勝ちとか負けとか言ってるけど
勝ち組に入れても、いつ、事故や病気に
なるかわからないのだから、セーフティネット
はひいて置くべきだと思うのです。

結局、皆が安心して暮らせないと、
格差が広がるってことはアメリカ並みに
凶悪犯罪も当然増えてくるわけで
それって勝ち組に入れた人にも
健康な人にも全ての人にとって
マイナスなような気がする。

ニュースみていてよく暗い気持になるけれど
あまり気にしててもダメだと思って
あまり気にしないようにしてるけれど
現実的に、相当、体の弱い者にとって
厳しい社会になってるとひしひしと感じます。




Posted by 更紗 at 2006年05月17日 00:41
更紗さんへ。

その通り!

日本は国際競争の名の下にアメリカ的社会を目指している。

アメリカの光の部分しか見ていないような気がするのは私だけではないだろう。

日本国民が「日本に生まれて本当に良かった!」と実感することは出来ないだろうね。
Posted by おじゃ at 2006年05月17日 01:59
うんうん、日本は日本人的なくさいものには
ふたをするって風習とか、言論の抑圧が
すごくて、未だにそういう文化で発展途上
国なみに鎖国島国国家なのに、
アメリカの悪いところだけ、どんどん
入ってきておかしいと思う。。。

アメリカは、人権とか個人の自由が保障されて
るからこそ競争社会が成立してるのに
日本は、人権とかの意識が薄いのに
変に競争原理とジャンクフードと
悪いとこばっかし取り入れていて
ほんとおかしいこの国は!って思います。

こんなこと言ってる私はおばさんキャラ
ですねきっと笑
宝くじあたらないかな・・・。
Posted by 更紗 at 2006年05月17日 20:46
私、脳外科医です。実はこの件は学会が記者会見やったんです。脳外科医は基本的にはみんな脳外科医療の魅力にとりつかれて続けているようなものなんですよ。計算づくなら、毎日夕方には早めに帰れる**科とか**科とか、手術しても命にはかかわらない**科とかね。そのほうが得です。でも、脳外科の魅力はその先にあるんです。脳の機能の深淵にも触れることができる唯一の科ですしね。こういう魅力?魔力?を2年前から始まった新臨床研修システムは、脳外科をはじめの2年間回りにくくすることによって若い研修医から奪ってしまったんです。
もちろん、世の中はバランスが自然に取れて復帰することを期待する面もあるでしょう。しかし、医療の面ではどうでしょうか?自然の復帰力が期待できるんでしょうか?脳外科医が減ってくると自然に市場原理で脳外科医の希少価値があがって脳外科医の収入が増えるなんて、市場原理は、日本ではありえないですね。と言うことは、もしかしたら、おじゃるさんの心配するように、脳外科医が払底する日がくるかも知れないいんです。これは脳外科学会自身が心配しています。皆さんのご意見を聞きたいです。
Posted by スパイクバスターズ at 2006年05月17日 23:39
スパイクバスターズさんへ

脳外科医に限らず、「専門医を増やすには抜本的な改革が必要なのでは?」と思います。

極端な話、医学部入学試験を”医学部脳神経外科学科”や”医学部産婦人学科”みたいに細かく分類して、大学入試時から学科指定で入ってもらい、人気がないor政策的に増やしたい専門医の学科には優遇措置を設ける。

(まあ、文部省がこれを認めないだろうけどね・・・。)

結局、政治家がしっかり動かないと何事も動きませんよね。

このまま脳外科医が減ると、今度は病院間で脳外科医争奪戦が勃発して、院長よりも高い給与を貰うことになると思うな〜。

Posted by おじゃ at 2006年05月20日 20:08
スパイクバスターズさんこんばんは。
過去の日記のコメントへのメッセージなんでもう見てもらえてないかもですが・・・。

気になることがあって、脳の魅力
魔力ってどんなことですか?
脳の機能の深淵って具体的にどんな
例がありますか?

ぜんぜん話題それていてすいません。
なんだか知りたいと思ってしまいます。

おじゃさん、長文ごめんなさい。


Posted by 更紗 at 2006年05月30日 22:08
脳の魅力・魔力ってどんなことですか?
脳の機能の深淵って具体的にどんな
例がありますか?
とのご質問ですが....私見を述べさせてもらいます。
脳の疾患に苦しんでいる人に魅力だ魔力だと言うのは、失礼の段謝っておきますが....
でもね。脳がただの細胞の塊で、まあいってみれば白子みたいな組織のなのに、この中から自己意識と言うような大それたものがうまれるんですよ!これだけでも神秘と思いませんか?さらに、どうやって意識が埋めれてくるんだろう、考えていると実に不思議です。それはそうでしょう、カントでもショーペンハウアーでもこの意識とは何ぞやという根本課題に取り組んだんですから。結局推論の域を出ていない。まさに深淵でしょ?脳外科医は職人だからあまり。哲学的な考察はしないけれど、」自分が診ている意識障害の患者さんが、一体何を感じているのだろうか、この人は生きがいをあるいは悲しみを感じているうだろうかなど。同然浮かんでくる疑問を毎日感じているんです。そんなことでわれわれの気持ち、理解してもらえたでしょうか?
何か意見あったら、どしどし教えてください。大変重要な話題なんです。意識の生理学的基盤!!
Posted by スパイクバスターズ at 2006年06月02日 01:09
スパイクバスターズさんへ
へえ・・・おもしろいですね!!
そういう視点!!自己意識が入ってくる
っていうか、自分でコントロールできる
意識と無意識があって、自分で気が付いて
ない部分があるのがすごく楽しいなと思います。希望を感じます。どんな人にも、才能があって、環境とかで引き出していくものなのかなとか。。。

脳の疾患で苦しんでる人が
魅力魔力だといわれるのも、全然失礼じゃ
ないから大丈夫です。ありがとう
ございます。私は、脳の病気に
なっても自分の脳みそが大好きです。
↑こんな表現もおかしいけれど笑
自分にしかない感性を、感じる時に
とても幸せな気持になります。
病気になってから自分のことが大好きに
なりました。不思議ですね。どんなに
心の葛藤があっても(同級生がばりばり
活躍してるのを見て羨ましいと思ってしまう)でも絶対に自分以外の誰かになりたいと思わないんです。こういう風に思えるようになった
のが病気になってからなので・・・。

カントはなんであんなに時間に忠実だったの
かなあ??時間でコントロールすることが
嬉しく感じるのか、自分をコントロール
しないとおかしくなりそうで、規則正しい
生活をしていたのかな?スパイクバスターズ
さんはどう思いますか?

意識障害の患者さんはなにを感じてるのかな
とか思われてるとのことで、なんだか心が
温まりますね。外科の先生はもっとドライなの
かと思ってました。勝手な先入観ですね笑
ブラックジャックに宜しくっていう漫画で
脳意識障害の患者さんに語りかける先生が
「あなたはなにを考えてるのですか?
生きたいと思ってるのですか?」と
感じてるシーンを見て、心が温まったけれど
ほんとにあるんですね。その先生は患者さんのひげがはえてることを見て、「この人は生きて
いる!」と感じて、最善の治療をすることを
決意するんですけどね。





Posted by 更紗 at 2006年06月02日 18:04
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